京都市では、今年3月に「
京都市生物多様性プラン」が策定されました。
これを機に、京都市内で生物多様性保全に関する取り組みを広げるため、京のアジェンダ21フォーラムが創設し、京都市内でも多くの企業や学校等が導入している環境マネジメントシステム「
KES」の活動の中に「生物多様性保全」を取り入れていただき、それをネットワーク化することを進めようとしています。
その最初のきっかけとして、7月4日(金)京都工業会館にて説明会を開催しました。
<プログラム>
・挨拶 KES環境機構専務理事 津村昭夫さん
・都市における生物多様性 京都市緑化協会理事長 森本幸裕さん
・京都市生物多様性プランについて
京都市環境政策局環境管理課長 辻由起さん
・葵(フタバアオイ)を育てる意義について
葵プロジェクト事務局長(上賀茂神社権禰宜) 村松晃男さん
・フジバカマの特徴と意義について
京都市都市緑化協会企画総務課長 佐藤正吾さん
・KES活動における生物多様性の取組みについて
KES環境機構専務理事 津村昭夫さん
・今後の予定と質疑応答
京のアジェンダ21フォーラム事務局長 井上和彦

また、希少種であり、京都の伝統文化と深い関わりのある、フタバアオイとフジバカマの実際の育成について、7月11日(金)京都工業会館にて講習と植え付け実習を行いました。
講師は、葵プロジェクトの高瀬川薫子さん、京都市都市緑化協会緑化リーダーの藤井肇さんと秦賢二さんにお願いしました。

参加された企業や団体の皆様には、ご自分で植えた鉢をお持ち帰りいただき、それぞれの取り組みをスタートしていただくことになりました。

なお、この活動は「KESエコロジカルネットワーク」として、京のアジェンダ21フォーラム、
NPO法人KES環境機構、
公益財団法人京都市都市緑化協会、
京都駅ビル開発株式会社、
京都市のご協力のもとに進めています。
また、フタバアオイについては、
NPO法人葵プロジェクトさんにもご協力いただいています。
posted by アジェンダ at 11:11|
KESエコロジカルネットワーク